「御多分に洩れず」

  • 2018.09.26 Wednesday
  • -
  • 10:36
遅ればせながら、この夏あたりに何かと騒ついていた「カメラを止めるな!」を観に豊洲まで。 新宿とかの単館だったり、ミニシアターだったりの上映だったので、なかなか行けずじまいでいた。 後予告編での、正直クオリティーの低い画や芝居に、低予算の内輪ノリを感じて引き気味だったのもある。 ところが事務所近くの豊洲で、夜に一度だけ回しているのを知りすぐに車を走らせる。 最初に感想.....めっちゃおもろい!そして楽しい!後味の絆的サクリファイスもよう効いとる!..... 情報としては、低予算のゾンビ映画を、とある施設を借りて撮影していたら本物のゾンビが現れる、いざ! と、これくらいだったので、比較的にそれほど期待なしの状態だったのも良かった。 冒頭から37分の怒涛のワンカット、そこに至るまで内訳的な後半戦、そしてラストからのエンドロール、 『一粒で二度美味しい』なんてコピーが昔あったが、この映画は『一粒で二度半美味しい』と言えよう。 劇中「ん?」と引っかかる不自然さも、伏線として最後に全て回収してしまう見事さもある。 もちろんゾンビ物なので、血のりべったりシーンも連続するが、基本的にはファミリーで観れるように仕上がっている。 最初は肩をすぼめていたのだが、気がつけば口角が上がって笑っている.....そんな不思議な熱度の映画である。 なので、「カメラを止めるな!」熱にやられてしまった観客が続出したのも、全くもって頷けた。 熱度はやっぱり周囲を揺さぶるんですなあ。元気もらって合わせ技で一本! 55 (レンタルでたら即借りるな。低予算ゆえの荒さも愛嬌です。)

「夏休日」

  • 2018.08.23 Thursday
  • -
  • 11:07
招待券をもらったので、イサム.ノグチ展を新宿オペラシティまで。 柔らかい提灯作ってた人かと思ったら、実は総合的な造形作家。 縄文文化を彷彿させるのだが、圧が全くない。 まあちょっと寄り添っておくれ的なニュアンス。 やや温めの湯加減で半身浴的はアプローチ。 熱々の湯温でカッと仕上げたい方にはやや物足りないかも。 とはいえ、この『AKARI』提灯シリーズは、適度な刺激が実に落ち着きます。 53 車で戻りがてら、ちょっと毒が欲しくなったせいか、 兼ねてから気になっていた映画『パラドクス』を思いつく。 メキシコ産の日本では超マイナーなホラー物である。 早速最寄りのTUTATAまでハンズフリー。というのもNetflixやHuluなどのネット系には一切上がっておらず、 DVD本体購入までする熱度もないので、久方ぶりのTUTAYAな訳だ。 「2014年あたりのメキシコ物なのですが」「え〜一点在庫ありますね」 揚々と店に着いてみると、システムの完全セルフ化に少々戸惑う。 52 こんなパッケで誰が引っかかるん?予告などで大まかな線を知っていると、違和感丸出しのパッケである。 本編は決してやっつけなスプラッターではなく、シンプルなシチュエーションスリラーである。 二人の犯人とそれを追う一人の刑事が屋内のらせん階段にて、 シングルの母と子供二人と新相方候補の男がまっすぐ貫くハイウェイにて、 結婚式直後の新郎新婦がエレベーターにて、それぞれがある音をきっかけに無限のループに陥っていく。 気がつけば35年.....年配の方がループのきっかけを思い出す時、それぞれが今度はマスごとのループを始める。 抜け出した場合の35年も早回しで提示するが、どっちがよろしい?.....みたいな。 90%の人は2回見直すと思う。 プロットは有り体なのでアウトラインは1回で摑めるのだが、詳細がどうしても気になってしまうのだ。 冒頭はベタで素人臭い演出と思いきや、そのまま淡々と紡いでいき後半が怒涛の勢いになるので、 余分なゴミはちゃんと回収できている。 メキシコのアッケラカンとしたインチキ臭さがストーリーの重さを緩和させていて、 胸焼けを起こすまでは至らない。オススメはできないが、引き出しの隅に入れておくにはやぶさかではない......かな。 54 翌日鎌倉〜江ノ島で口直し。江ノ島は今まで背景でしかなかったが、入り込んで上に登ると糸涼しい。 何はともあれ『しらす』がごり押しなので、もちろん食す。旨味広がる優しい後味。観光客相手の店でこうなら、 トップ.オブ.『しらす』店はさぞ美味かろう事が容易に想像がつく。すごい人波の中、八幡様で二礼二拍手一礼。 鎌倉近辺はいつ来てもいいねえ。今度は観光シーズンを外して行きましょ。 最近いろんな協会がざわついてますが、パブリックな社団法人や財団法人にはやっぱり付きものなんですなあ。 どこにおっても土建屋風なのにリベラルぶりたいお方は、そのうち権力を間違いなく行使したがりますからね。 その上に、若かりし頃の煤けた思いをしれっと乗っけて来てみたり。どうしてもしゃしゃり出たいんでしょうが、 しゃしゃり出過ぎず.....ん?こんなん本当におるんかいな.....いや、おると思いましょ。

「2018、夏、皆様、」

  • 2018.07.31 Tuesday
  • -
  • 16:58
51 すでに夏人為的カンカンの、冬惑星的キンキンが当たり前になってきました。 この後チャイナの大気汚染に押し戻される、台風の乱発にも要注意ですな。

「じゃあ聞くがのう、正義たあ何じゃあ。」

  • 2018.05.13 Sunday
  • -
  • 15:18
映画『孤狼の血』にて、キャリア組ルーキーの「こんなの正義ではありません!」 これに対する叩き上げのベテラン一匹狼の問い返しである。しびれるね〜。 答えはそれぞれ、ちなみに自分的には「正義とは己の都合の良い解釈」 この辺で止めておいたほうが全方位に塩梅がよろしかろうという感じ。 ただ、広島の海側を舞台にしたマル暴VSヤクザその1VSヤクザその2みたいな 抗争劇には、そんな文々は全く通用しませんな。 実はそこに血がたぎる要素がたんまりと詰まっているので、観客としては大歓迎。 平成に入ってやや便秘気味だったり、やや血流が滞っていた部分を結構スッキリさせてくれる。 破壊力抜群なので、エンドロールも最後まで見届け呆然と座ったまま。 名作『仁義なき戦い』を現代の才能を集結して創られたした感もあるが、 『仁義なき戦い』はヤクザ目線で『孤狼の血』はマル暴目線なので、 崩壊劇と再構築劇との違いがある。 一見分かりやすいヤクザ風のマル暴デカ(主人公)のみが、 「正義とは己の都合の良い解釈」をあらゆる手を使って明白にさせていく、そこが本筋である。 話は変わって、世界情勢としてはオリンピック後やはりキナ臭いままだが、 北と南の三文芝居に対しての吊り橋効果もしくはストックホルム症候群には要注意ですよ。 今度は板門店で米と北が会談みたいな感じになり、 まさかのノーベル平和賞候補に躍り出るみたいな報道には、正直腰が抜けそうになったが、 6月にシンガポールでとなったみたいなので落としどころとしては一安心。 米の大統領は元々商売人なので、リアリストな側面が今回は勝ったのでしょう。 そもそも政治家は、伝統文化を重んじながらも未来志向なリアリストであるべきですからね。 根拠のない妄想空想では、決して国民の生命と財産な守れまへん。 最後にもう一度「じゃあ聞くがのう、正義たあ何じゃあ。おう?」.....いいですねえ。 49 (昔、文ちゃん主演の『県警対組織暴力』ってのもあったな。コンプライアンスな世の中なので、映画としてのアウトロー物はやっぱり楽しい。後、なんと原作は上品でお美しい柚月裕子女史である。)

「頑張れニッポン!」

  • 2018.02.13 Tuesday
  • -
  • 13:01
吹きすさぶ予測不能な雪けむり。まさかの深夜のスキージャンプ。 北さんのツンデレに完全にハマっとる、南のお眼鏡大統領。 開会式に竹島付きの統一旗をふり、美声を轟かす北の美女(?)軍団。IOCは見て見ぬふり(?) ペンスさんは演出を込みとしてガチキレ気味。もちろん安倍さんにおいてもキレ気味なのは周知の事実。 近年稀に見るキナ臭〜い、政治色の強〜い平昌オリンピック。これは大会終わった後、てんやわんやになる予感。 しかし、それでも選手は健気にしっかり頑張っている。 平昌って10年くらい前に取材撮影で行ったけど、辺鄙なところだったなあ。 とてもオリンピックって感じのポテンシャルじゃなかったような記憶がある。 冬季オリンピックは設備や道具が特殊なので、 カナダか東欧か日本で固定した方が、安定した運営になると思ってしまう今日この頃。 実際、二の足踏んで応募国も少ないらしいし、カナダだったらどの国も文句ないんじゃないのかな。 ついでに夏も原点に戻ってアテネで固定とか。さすれば不正や賄賂も少なくなると思いますが。(あくまで極論!) 結局、大会に真摯なのは選手とその周辺だけか(?)何はともあれ頑張れニッポン! 2020東京オリンピックも後2年。知事さんも緑色が大分薄くなってきたし、もう大丈夫......でしょう。
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